レビュー:Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル2

Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル2 ということで、1もあるのですが、約10年前に発売されたのにもかかわらず、2017年の紀伊國屋書店新宿本店での語学書年間売上ランキングで3位に入るなど(著者のブログから)、とっても人気があるドリル・シリーズとなんですね。

丁度 中学英文法のおさらいをしたいな・・と思っていたところ、このシリーズの2が出る・・とアマゾンで知りまして、悩んだのですが購入したところ大正解!

ちなみに、Mr.evins(ミスターエヴィン)はあだ名?でれっきとした日本人。関西で英語塾をされている方だそうです。

気に入ったところ

大西先生のように会話を意識した英文法・コアイメージや感覚を大切にした説明が分かりやすい。
それでいて、基本の文法説明もきっちり抑えられており、SVOCなどの文型もわかりやすく説明されている。
だから、既存の英文法書と大西先生の「1億人の英文法」の中間くらいのテイスト(美味しいとこどり?)。
ドリルなので問題を解く事で、わかったつもり・・の知識を定着する事ができる。
1レッスンの説明が数ページで簡潔。それでいて得るものは多い。
最初、1つの問題(クイズ)から導入して、単元の説明。そして問題。とまるで授業を受けている様な進み方。
しかも、問題(ドリル)の最初は、前回レッスンの復習問題から入り、再度の定着を図る。
とにかく、効率良く定着率を測る+分かりやすいが徹底されている。
各レッスンの上部には、日付を入れる箇所が3個もあり、この本・ドリルを最低3回は繰り返して使う事を想定されている。

僕の使い方。
瞬間英作文のアプリとの組み合わせが最強なんでは?と思います。
瞬間英作文は、単純な英作文をひたすら繰り返して瞬間的に英作文するトレーニングですが、アプリは英文法の説明がかなり省かれています。
英文法アプリなので、英文法の説明が少ない・・のが瞬間英作文アプリの弱点。それを補うために、中学英文法をおさらい的に復習したい人。かといって、普通の大学受験用の英文法ドリルをみると、堅苦しいし会話で使う場面を想定していないので面白くない。
毎日やるのは結構大変だと思いますが、1日1時間やりつづければ確かに一ヶ月で中学英文法を総復習できると思うと、自然とやる気が出てきますね。
大西泰斗先生の「1億人の英文法」は網羅的な本だけど、サクっと全体像をつかむには不向き。
このドリルを3回転くらいして基本英文法を身に付けてから、「1億人の英文法」に進んで、細かい部分のニュアンスを見ていく。EVINSドリル→「1億人の英文法」の順番が良いのではと思いました。




勉強になる動画

英語学習者は絶対観たほうが良いと思いました(無料でかなりタメになる)。この動画(26分)の続き(無料で2時間あります)はこちら
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