41歳を越えて英語勉強を始める理由その1~英語の習得失敗を重ねて、勉強の戦略が大切だと気がついた事。

英語が話せるようになりたい。誰でも1度は思った事がありますよね?

けれど、100人いたとして、実際に不自由なく英語が話せるようになるのは、1,2人ではないでしょうか?(本気度合いの人を含めるともう少し多いとは思いますけど)

しかも、話せる人の経歴を見ますと、大抵が学生の時から英語が得意で、大学生や社会人になってから海外留学を長期間経験しているパターン1か、

社会人になってから商社に勤務のように、ある程度、素地がある人がアウトプットの場数を経て習得していく・・・パターン2。

この2つのパターンで習得している人が多いように思います。

40歳を越えて英語を習得できるか自身がサンプルになる

一方、私のように英語が全くできない状態から40歳を越えて(2018年3月時点で41歳)、仕事でも一切英語を使う必要性がないのに、突如「英語の勉強をイチから始めよう」と思い立つのはレア中のレアな存在なんでは・・と自分でも思います。

実際には、10年程前に2年間だけ英会話学校に週2で通っていた事がありますので、全くゼロからスタートという訳ではありせんが、おそらくそのレベルは、TOEICでいうと500以下の英語初心者を脱するか脱しないかのレベル・・だと思います。

おそらく感覚的にですが、英会話を始める皆さんのほとんどは、私と同じ英語レベルくらいの人が多いかと思うのですが、ネットで調べても、40歳を越えてから、英語勉強をスタートして、英語上級者(TOEICで900点以上)になったような成功体験や記録が見当たりませんでした。
あるのは、皆さん、かなり前に習得された方が、過去を振り返る形ばかりなんです。

だから、40歳以上で、英語を使う環境がゼロ・・の決して恵まれない環境の中から、英語習得に試行錯誤した記録を残せば、もし成功しなくてもきっと役に立つ人が多いのでは・・と思いついたんですね。

そして、私がなぜ10年ぶりに英語の勉強を始めたのかと言いますと、「英語を話せるように、今度こそなれるのでは?」と、根拠のない自信がふつふつと出てきたからなんです。

英語習得を試みては失敗してきてます

ところが現実は、なぜこんな自信が再燃するのか意味不明なくらい、英語習得に失敗し続けている人生を歩んできています

高校では赤点ぎりぎりの得点で、クラス最下位から五番以内。
大学は二流私大で、英語は単語力だけでなんとかクリア

コンプレックスを払拭しようと最初で最後「英会話スクール」に行くと思い立ったのは、約10年前。

「ダイレクトメソッド」を学ために週2回を二年間真面目に通いました。
多少の効果はありましたが、当初自分が思っていた「ペラペラ」には全くなりませんでした

その後は、オンライン英会話を週1、2回を半年間くらい続けたりしましたが、、
結婚もして2人の娘を授かった事もあり、時間的余裕、経済的余裕がなくなり、心残りのまま断念してしまいました。

失敗を糧に出来るのでは・・と思うように

そんな僕ですが、年齢も重ねてくると、以前の自分の失敗した理由が客観視できるようになります。
失敗の理由がわかると、改善すべき点もわかるので、またまた挑戦したくなってきたんです。

英語習得に失敗ばかりしてきた私が、英語勉強を再開する理由4つ

  • その1・英語習得には、何より継続と勉強の方法をセットにした戦略性が大切だと気づいた事。
  • その2・TOEICなど数値で自分の現状レベルがわかる事も大切だと気づいた事。
  • その3・洗練された教材・アプリがこの数年にリリースされている事に気がつき、英語勉強の継続が以前よりも容易になっていると感じたから。
  • その4・スクールに通わず、自宅(しかもお風呂・トイレ中心)でのみ勉強する方法は、苦労なく継続できて、誰にでも再現性があると思った事。

1・英語習得には戦略性が大切(英会話スクールにいきなり行くな)

英会話スクールは中級者以上しか意味なし

英語ペラペラになりたい。その選択肢として一番に「英会話スクールに通う」「オンライン英会話に通う」を選ぶ人も多いかと思いますが、これは実体験も含めて一番ダメな方法だと思います。

(僕はテニスをするので)テニスに例えますと、ラケットを初めて持つ人がいきなり上級者と試合をしますか?

こちらは為す術もなく、相手に身動きできないショットを打ち込まれただけで試合が終了しますよね?

試合に出てる事で興奮して、すごい事をしている気になったりしますが、これで何試合か継続したとして、初心者が中級者になるきっかけを掴む事ができるでしょうか?

ナッシン・グー!ですよね~~(オールドギャグ)

初心者に必要なのは試合じゃなくて壁打ち


初心者が必要なのは、試合ではなくて、まず素振りと1球ずつ緩いボールを返す練習なんです。しかも、フォア、バック、ボレー、サーブと、シーン別に区切って、細かい練習を繰り返すんです。

フォアが出来るようになったから、ボレーの練習ばかりしていると、またフォアが出来なくなっている。
ある程度一通りのプレーが出来るまでは結構時間がかかります。
テニスでも中級者以上になるでしょう。

そうなってから試合をすれば、自分に足りない所が見つかって、またその部分を練習して試合に臨む。

要するに、英会話をして有効なのは、すでに話せる人が自分のレベルを維持する為にするか、中上級者がコツコツトレーニングした練習の成果を実践で披露&弱点を見つける為にするモノで、

間違っても、試合に出たから上手になる なんて魔法は起きないのです。

費用的・時間的に勉強を中断する理由になる


そして、いくらオンライン英会話がお安くなったからといって、費用対効果からすると高額で、英会話学習=英会話スクールのみであれば、勉強自体を続けるのを断念する大きなきっかけになります。

ましてや中学高校生にとっては、英会話に行く費用なんて元々出せる人はごく一部だと思います。

英語習得していない私が今の時点で言うのは説得力がないのですが、大人から英語を勉強する場合は、やはり「英文法」と「基礎単語」を両軸にして、「使いこなせる英語フレーズ」を強化していくのが良いのではと思います。そしてこれなら、自宅学習だけで勉強を継続できます。

目指すべきはネイティブの5,6歳児


そして、中級になるとインプット(特に単語)はほどほどにして、アウトプットを重視する事が大事だと感じています

これは実体験でもあるのですが、いくら難しい単語を知っていても、リーディング(読み)は出来るようになっても、スピーキング(会話)には全く影響しません。

資格試験(TOEIC、特に英検)では、単語力さえあげれば、得点アップに大きく繋がるようですが、果たして、それが目指す方向か・・と言われれば違うでしょう。

多くの日本人にとって、まず目指すべきなのは、ネイティブスピーカーの5,6歳児なんではないかと思います。

逆の立場で考えてみるのですが、私には5歳半の娘がいるのですが、難しい言葉は知らなくても、幼稚園の様子などを不自由なく親の私に伝える事が出来ます。(もちろん日本語ですよ)

さて、私を含めて多くの英語学習者が、現地の5歳児と同様に流暢にネイティブスピーカーと会話ができるでしょうか?

ほとんどの人は(私を含め)、ネイティブの5歳児にも満たない会話力だと思います。

それなのに、5歳に満たない会話力のまま、大人が使う難しい単語、語彙数だけをどんどん増やしていく行為を多くの英語学習者がやっているんだと思います。

私の英語習得の戦略は、最少の語彙数で、リスニング、スピーキングを出来るようになる。
つまり、まず5歳児レベルの会話を目指して、語彙を増やすのは後から。という戦略になります。

41歳を越えて英語勉強を再開する理由その2に続きます



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